エコノミークラスの機内食はどのようにして主食のみを温めているのか

以前から、どのようにして国際線のエコノミークラスの機内食では、メインディッシュのみを温めて、サラダや麺類などの小皿は冷たいままを保っているのか時々気になっていましたが、今回ギャレーの真横の席 (非常口座席) に当たり、偶然機内食を温めるシーンを見ることができましたので、紹介したいと思います。

なお、今回搭乗したのは、ユナイテッド航空ボーイング 747 (ジャンボ・ジェット) のサンフランシスコ ⇒ 東京・成田線です。

機内食を温める装置にはいくつかの方法があるそうですが、今回見ることができたのは、カート内の加熱された金属板(赤丸)の上にトレイを載せるタイプのものです。おそらく、機内で発電した電気を用いて加熱しているようで、加熱中はカートにケーブルが接続されていました(青丸)。

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このように、主食はアツアツで、サラダやパンは冷たいままの状態で提供されていることがわかります。
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このような仕組みのため、金属板と主食の入った容器の位置が揃うよう、トレイの一部がやや凹んでいます。
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プラスチックのカバーをはがすと、程よく温められた鶏肉の照り焼きと玄米の混ぜご飯、よく冷えた西海岸風のキヌアとレタスのサラダが出てきました。
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