前の記事 ( 新しいブログを始めました | BlueSky Lab. ) に掲載した、D1 FREAKS SITE は ブログ作成ソフトに WordPress を使っている。ちなみに、このブログは Movable Type を使っている。
設定をカスタマイズして、オリジナルのデザインに変更するのは当然ということで、作業記録の覚書。
全体を通して、WPJ Codex - WPJ_Codex 本家のマニュアルが参考になる。
インストール
1. 事前に必要なもの
・サーバ (Linux+Apache+MySQL+PHP 環境)
・データベース (MySQL)
・mod_rewrite, .htaccess を有効にする
2. 本体をダウンロード
本家サイト( WordPress | 日本語 ) から WordPress 本体をダウンロードする。
WordPress JAPAN のほうはファイルがごちゃごちゃしているので、本体だけならこちらがおすすめ。
3. wp-config.php の設定
細かいことは割愛。DB の設定など。
4. 解凍したものをサーバにアップ
WordPress の入っているディレクトリ、wp-content ディレクトリのパーミッションを 777 または 707 に。
5. URL にアクセス
あとはページに従うだけ。正しく設定できていれば、あっという間に終わる。
設定のカスタマイズ
・編集専用アカウントを作っておく
管理機能が無効になるので、フールプルーフ的によい。
・テキストエリアを広くする
設定画面 (wp-admin/) →「各種設定」→「投稿設定」→「記事投稿用テキストエリアのサイズ」 を 20 行くらいに設定。
これだけで作業効率が 1.5 倍向上する。
・ビジュアルエディタを無効にする
WYSIWIG エディタが嫌いな人は無効にしてしまおう。私の場合、WYSIWIG エディタより HTML のほうが絶対に早く書ける。
「ユーザー」→ユーザーごとの「編集」→「投稿時にビジュアルエディタを使用する」をオフに。
・記事の URL フォーマットを変更
デフォルトの
http://d1freaks.plavox.info/?p=123
より、
http://d1freaks.plavox.info/archives/123 や、
http://d1freaks.plavox.info/2008/03/13/sample-post/
としたほうが、SEO 的に良い。
「各種設定」→「パーマリンク設定」で行う。
・RSS フィードは全文配信に
「各種設定」→「表示設定」で「RSS / Atom フィード」を「全文を表示する」に。
・RSS フィードの改行を有効にする。
WordPress では RSS フィードの本文の改行が削除されてしまう。これでは RSS リーダーで読みづらいので、改行を有効にする。
デフォルトでは、ページからポイントされているフィードは RSS 2.0 なので、wp-includes/feed-rss2.php を開き、
<content:encoded><![CDATA[<?php the_content() ?>]]></content:encoded>
という行を
<content:encoded><![CDATA[<?php the_content('', 0, '', 0, 3) ?>]]></content:encoded>
にすればOK。それでもうまくいかないときは、「表示設定」で「全文を配信する」になっているかどうか、確認する。
テーマを自作
1.テーマファイルを作成
wp-content/themes にテーマが入っている。
ここに新しいフォルダを作成し、最低限必要な以下のファイルを作成する。
・style.css (スタイルシート、必須)
・index.php (トップページ、必須)
・single.php (個別の記事)
・archive.php (カテゴリ、月別のアーカイブ)
・page.php (ページ機能で作成したページ)
以下のファイルも作成する。これらは上記のファイルのパーツとして使用される。
・header.php (ヘッダー)
・comments.php (コメント欄)
・sidebar.php (サイドバー)
・footer.php (フッター)
・images フォルダ (テーマに必要な画像等を入れるフォルダ)
以下のファイルは必要ならば作成する。私はどれも作成しなかった。
作成しなかったものは、デフォルトのものが使用されるので問題なし。
・404.php (記事が見つからない場合のページ...デフォルトのもので十分)
・comments-popup.php (コメントをポップアップ表示する際のページ...使わない)
・search.php (検索結果...サーバの負荷を考慮し、検索機能は Google に依頼した)
・searchform.php (検索フォーム)
・screenshot.png (テーマのスクリーンショット。300×225px。公開する場合はあったほうがいいかも。)
* CSS をたくさん分割しているテーマもあるが、読込速度向上の理由で CSS は 1 つのファイルにまとめて書くべき。
2. style.css にテーマ情報を記入。
絶対に記入する。テーマを認識するのに必要。
テーマ名、URL、著作者情報、などを記入する。
Author URI の下はコメント欄。ライセンスがあれば、コメント欄に記入する。ライセンスによっては、派生元のURL等も記入する。
例:
/*
Theme Name: D1 FREAKS 2008
Theme URI: http://d1freaks.plavox.info/
Description: Theme for D1 FREAKS SITE.
Version: 1.0
Author: Takekatsu HIRAMURA
Author URI: http://d1freaks.plavox.info/
The CSS, XHTML and design is released under GPL:
http://www.opensource.org/licenses/gpl-license.php
*/
3.上記ファイルを編集する
基本的に、「Default」のテーマをまねて書けばいい。
WordPress の関数を使う。Wptags.com や 公式の Function Reference (英語) が参考になる。
4. アップロード、設定
フォルダごとアップすれば、自動的にシステムで認識してくれる。
設定画面の「表示」→「テーマ」で選択すれば OK。
感想など
・ダイナミックパブリッシングなので快適
再構築の必要がなく、意外とページ生成も早いので便利。
設定画面のページ生成も Perl で作られている MT4 に比べて、WordPress は PHP なのでとても早い。
・改行の判定が MT に比べて素直な気がする。
<brockquote> の中に <p> が入る仕様は気にいらないけど。
仕方ないので、 CSS を使って無理やり解決させた。こんな感じ。
div.entry blockquote p{
margin:0px;
padding:0px;
}
・カテゴリとタグの概念が、カテゴリに統一されている。
カテゴリを複数指定できるなら、タグの概念と同じだからかな。
・トラックバックのリンクがない。
そもそもコメントスパムには、captcha やホワイトリスト、ベイズフィルタである程度対処できるけど、トラックバックスパムには対処できる決定的な手段がないからかな。
それに rel=nofollow ならスパムにも SEO にも意味をなさないしね。
そういえば、nowa や vox も TB の機能がなくなっていたような...。
「トラックバック終了のお知らせ」かな。
テーマのデザインがきれいにできたので、1カ月くらい運用して問題なければ、ロゴや広告を取り除いたものをテーマとして公開します。