University

UseR! 2014 @ UCLA (カリフォルニア大学ロサンゼルス校) に行ってきました

先日 2014/06/30-7/2 の間、統計分析ソフトウェア R の世界最大のカンファレンス、The R User Conference (通称: UseR! 2014) に参加し、R ユーザ向け検索エンジン「SeekR」と R から Salesforce.com に接続するパッケージ、「RForcecom」について発表するために米国 UCLA (カリフォルニア大学ロサンゼルス校) のキャンパスを訪問しました。

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キャンパス内はとても広く、カリフォルニアらしい天気で毎日良い天気だった。

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Hadley Wicham 先生の基調講演。

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カンファレンス会場の入口。

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お菓子。

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自分の発表。

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お弁当は意外にジャンクフード。

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レンタカーの米国版トヨタ・カローラ。日本で販売されているカローラとはデザインが全く違う。

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サンタモニカ・ピア。景色も街の雰囲気も食べ物も最高で、ここに来ればどんな嫌なことがあっても吹き飛んでしまうと思う。

発表用スライド


RForcecom: An R package which provides a connection to Force.com and Salesforce.com from Takekatsu Hiramura

発表のAbstract

  1. T.Hiramura (2014) “SeekR: A Search Engine for R users
  2. T.Hiramura (2014) “RForcecom: an R package which provides a connection to Force.com and Salesforce.com

写真の続きは Facebook アルバムにありますのでご興味あるかたはどうぞ。

フィンランドへ滞在していた

少し前ですが、8/23-30 の 1 週間、サービス科学のサマースクール「SEM 2009」に参加するため、フィンランドのヘルシンキ工科大学に滞在していました。
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ヘルシンキ工科大学 Main Building の裏の庭で

<サービス科学とは>

サービスや商品の開発、技術経営 (MOT) などの世界では、「サービスを提供する側」 または 「サービスを受ける側」 といった、「サービス」 に着目した考え方が、ヨーロッパ諸国では非常に進んでいますが、日本ではほとんど定着していません
たとえば、非接触 IC カードを使った決済には、Edy や iD, Suica の他、PASMO, Visa Touch, 関西では ICOCA などと多くのサービスが乱立して無意味に過剰な競争を行っていますが、結果として使える店舗が限られ、それぞれのサービスの契約をしないといけないため、サービスとしては不便です。
携帯電話は最たる例で、国内メーカー (パナソニック、シャープ、NEC、富士通 など) の過剰な競争によって、技術的には先進的であっても本当に便利なのかよく分からない機能 (赤外線通信、QRコード、iコンシェル、ワンセグ、おサイフケータイなど) が強化されました。
特に、国内では有用な機能でも、海外では、習慣や価値観などから必要とされていない機能であったり、特許や法的な都合で使うことのできない機能であったりで、海外では日本製の携帯電話端末が全く売られていない状況にあります。
そんな中、iPhone をはじめとするスマートフォンの台頭によって、欧米やアジア諸国製品の進出を許しています。いずれは、日本の携帯端末市場が海外の製品によって食い荒らされるシナリオも容易に想像できます。
このような現象を、独自の生態系を守りながら進化を繰り返した結果、外の世界へ適応できなくなり、絶滅への道を辿るガラパゴス諸島のイグアナに例えて、ガラパゴス化 と呼ばれたりします。
ここで、サービス志向の考え方を導入することで、より良いサービスが提供できるのではないか、ということで、大学院の研究の関係で偶然、「テスト」というサービスを運営していることもあり、参加するに至りました。

<講義や感想など>

サマースクールでは、午前中は大学の先生と企業からの講師による講義で、午後はグループディスカッションといったスタイルです。
午前中の講義は、スライドが用意されていることもあって難なく理解できました。
午後は会話が中心です。英語圏の Ph.D. の学生が多くいたこともあり、知らない専門用語を早口で話すため、理解するのが困難でした。中には貴重な発言も多く、これを聞き逃したことは非常に大きな損失だったと考えています。

<結論>

1 週間を通して多くの事を感じましたが、ざっくりと 2 点にまとめるとこんな感じです。
・国内の市場や価値観にとらわれず、視野を広げる
日本国内だけでなく、世界共通の考え方を持つことが重要であると、痛く感じました。
・英語で障害なくコミュニケーション出来るようにする
多くの日本人はスピーキングやライティングが非常に苦手です。言語の壁がより一層日本をガラパゴス化しているのかも知れません。

<写真など>

20090825083306.jpg
授業の風景
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ヘルシンキ中央駅にて
hiratake55’s fotolife – タグ「Helsinki」
他の写真もはてなフォトライフにアップしていますのでどうぞ。余った時間に市内を散策しましたが、決して観光ではありませんので。

ギリシャ文字のチートシート (一覧表) を作った

greek.png
英語表記も入れてあるので、Tex や プログラムの変数名も間違えずに書けますね。
Greek Letters Cheat Sheet (PDF)
念のためライセンスですが、Creative Commons – 表示 2.1 日本 としておきます。

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地方国立大、情報系学生の就活のしかた

最近、毎日のように後輩から就活の仕方を聞かれてて、同じことをいちいち答えるのが面倒臭いし、常識もないようなアホとかもいて疲れるから、少し参考になればと思ってアップしておく。

ちなみに、私は大学院に進学するけど、実は元々就職する予定で某大手 SIer にほぼ内定してたんですよ。(実際には、大学院へのオファーが来る少し前で、内定出すから推薦書出して、って流れになったので辞退した。)

就活の仕方には、学校や学部ごとに違う点が多々あるので、あくまで地方国立大、情報系学科男子、ソフトウェア・IT・情報通信関連志望の場合と思って読めばよいです。できるだけ主観的にならないように、基本的なことをまとめてみた。予算がなかったので、たくさん企業を受けたわけじゃないけど、知ってる限りで書く。あくまで体験談です。

就活のしかた プレゼン版もあります。

企業研究とか

  • どういう会社があるかは、前年や前々年の学科の先輩の就職先を見ればわかる。
  • 大学に説明会に来る企業、求人票がきている企業は狙われている訳なので受かりやすい。
  • 求人票や先輩の就職先は、多くの場合、学内の Web や学科で公開している。
  • 会社の上下関係とか横のつながりとか重要だったりする。
    • デンソーはトヨタの車の部品作ってる会社、とか。
    • アイシン AW はアイシンの子会社だけど実は親会社と同じくらい大きな規模、とか。
    • 電通国際情報サービスは電通の子会社というより分社化された電通の IT 部門、とか。
    • ヤフーはソフトバンクグループとか、JR と日立は仲良しとか。
    • 富士通○○○、とか富士通○○○□□□、とか NTT ○○○とか NTT ○○○□□□とか。
  • 外資やベンチャーはどちらかといえば何でもありな雰囲気、地銀や元国営企業などはどちらかといえば保守的な雰囲気。
  • 説明会では、自分の会社の良いところしか言わないし、都合の悪いところは上手に説明するので安易に騙されないように注意。
    • 残業代が出ません、とか、実は住居手当がありません、とか、転勤は全国各地です、とか企業にとって不都合なことは言うわけがない。
  • 企業のトップページ→企業情報/会社案内→採用情報→新卒 のところに採用条件や募集要項はほぼ必ず載ってるので目を通す。
  • 大事なことは、自分にとっても会社にとっても、ぴったりな会社を見つけること、だと思う。

推薦応募と自由応募

  • 推薦: 教授の推薦状を提出するので、内定が出やすいし、面接回数も少なく決まる場合が多い。基本的に学科・学部あてに求人票が来ている企業。ただし、内定が決まったら辞退することはできないし、当然、同時に受けることができる会社は 1 人 1 社まで。
  • 自由: ナビや Web からエントリーする。求人票が来ていない企業でもエントリーできる。内定後に辞退することもできる。
  • 自由で応募して、途中から推薦に切り替えることも可能。
    • 会社から推薦状を持ってくるように言われる場合も。(内定後に逃げられるのを防ぐため)

服装とかバッグとか髪型とか (男性の場合)

  • 当たり前だけど、黒または濃いグレーのスーツ、白無地のカッターシャツ。
  • スーツの一番下のボタンは移動中とかは外していても、面接中は必ず留めておく。
  • ベルトと靴の色は黒で統一するのがビジネスマナー。
  • シャツはスーツの袖から 1cm くらい見える感じで。
  • 腕時計はつけたほうがいいけど、つけなくてもいい。G-SHOCK とか、安物のスポーツウォッチをつけるくらいならつけないほうがいい。
  • 靴下は黒や紺。白の靴下とか中学生ですか。スニーカーソックスとか何考えてるんですか。
  • 赤のネクタイは挑戦的、青のネクタイは知的に見えるとか。
    • 金融関連では黒のネクタイを避けたほうがいいとか。
  • バッグは A4 の書類が折り曲げずに入るサイズがちょうどよい。
    • 説明会とかで会社案内とかパンフ・資料・ノベルティーなどを大量に渡される。
    • あと、地面に置いたとき、まっすぐ立つタイプのものがスマートなのでよい。
  • 髪型は当然短めで清潔に。
    • 美容院で「就活しているので短めにお願いします」といっておけば、美容師がハイパー級のチャラ男とかでない限り、おそらくそれなりの髪型にしてくれる。
    • 美容院じゃなくても、お爺さんが 1 人でやっているような床屋でもたぶん大丈夫。
  • 女性の場合はまたいろいろあるらしい。あまり詳しくないので割愛。

メールの送り方

  • 就活関係は全てパソコンのメール。間違っても絶対に携帯から送らない。
  • 主に、企業の採用担当や、就職担当の教授、OB 宛てに送る機会などが挙げられる。
  • 特に事情のない限り大学のアドレス (***@***.ac.jp) を使う。
  • パソコンのメールをタイムリーに確認する文化がない人は、可能であれば携帯に転送設定しておく。
  • 件名は具体的に。空にせずに絶対書く。スパム判定されても知らない。
  • 受信したときに表示される送信者の名前のところにも自分の名前が表示されるよう設定しておく。
  • 明らかに機械的に送信されたメールは返信する必要はないけど、明らかに手作業で送られたメールには返信を書く。
  • 敬称は会社には「御中」、人には「様」、先生には「先生」。
  • 例えば、こんな感じで。

    ○○株式会社 ○○部 ○○○係 ○○○○様
    はじめまして、私は○○大学○学部○○学科の○○○○です。

    -本文-

    それでは、どうぞよろしくお願いいたします。


    ○○大学○学部○○学科 ○○○○
    ***@***.ac.jp 000-0000-0000

会社説明会 /OB 訪問 (第 1 段階)

  • 合同説明会が 11 月頃から始まる。学校に来たり、会場(ドームやイベント会場)へ出向いたり。
  • 会場へ出向くものは「私服でお越しください」と書いてあってもみんなスーツで来るので恥をさらさないように。
  • 平日に行う場合もあるけど、基本的に授業優先。
  • 質疑応答の時間があるので、いくつか質問を用意しておくとよい。
    • 選考方法、勤務地、職種など。
    • 学生が大勢いる中で質問するときは所属と名前を名乗る。
    • 「○○大学の○○です。本日は貴重なお話ありがとうございました。○○の点について…」
  • 会社によっては OB 訪問やリクルーター訪問で担当の方と仲良くなっておくことがすごく重要だったりする。
  • 1 社だけで行う通常の会社説明会は実際、ES 記入や適性検査を兼ねている場合が多いので選考も兼ねているので注意。

履歴書とか ES (エントリーシート) とか (第 2 段階)

  • エントリー = 入社したいです、試験受けます、という意思表示。まあ願書みたいなもの。
  • 市販の履歴書は使わず、大学のものを使う。
  • 封筒に入れて持って行き、封筒から出して手渡す。
  • 証明写真がスピード写真とかありえない。写真屋で撮ってもらう。
    • 僕はお金がもったいないので、三脚+デジカメで撮って Photoshop で補正したのを印刷した。
    • ニキビとか熱の花とかアホ毛なんかは簡単に消せる。
  • 趣味・特技は、なんでもいいから絶対書くけど、読書とか旅行とか音楽鑑賞とかつまんないこと書かない。
  • 資格は、基本情報技術者とか TOEIC とか。
    • TOEIC は大学生の平均が 430 点だから、それ以上なら書くべき、と誰かが言ってた。
    • 運転免許すら持っていないどうしようもない人は、「基本情報技術者の取得に向けて勉強中です」などと書いておけば、何も書かないよりはマシだと思う。
    • 情報系に限っては基本情報やソフ開など IPA 系の資格を持っていると必ず有利になる。
  • 必ずといっていいほど聞かれる内容は、一度書いたら使いまわすためにパソコンに保存しておくし、内容も憶えておく。
    • 「当社の志望動機」
    • 「この業界/職種を志望した理由」
    • 「自己 PR」
    • 「研究テーマ」
    • 「学生時代に頑張ったこと」
    • 「入社してから実現したいこと」
    • 「興味のある事業とその理由」
  • 1 つの文にだらだらと書くのではなく、適度に文章を区切る。
  • 一人称は男の子でも女の子でも「私」。
  • 文字数カウントは Word 2007 が便利。選択した部分の文字数が画面下に表示されるから。
  • ES や履歴書の例文集などは本屋に売ってあるので一度は読んでおくべき。

Web テスト・適性検査 (第 3 段階)

  • SPI と呼ばれるテスト。企業によってバラバラだけど、多くは一般教養や読解力、論理的思考力などを検査するもの。制限時間があるので注意する。
  • 意図的に必要以上に難易度の高いものにしている場合もある。有名なところでは、マイクロソフトや KNT が採用している TG-WEB とか。
  • 必ずといっていいほど最後に意味のわからないアンケートが大量にあるけど、それらは性格判断 (リーダーシップ性、協調性、厳しさ、優しさなど) やメンタルヘルスのチェック (うつ傾向や人格障害などがないかの検査) を行うもの。
    • 希望の職種に向いている性格かどうか把握できるので、普通に答えていれば問題ないと思われる。
  • しかしながら、多くの場合は適性検査は単なる足切りにすぎず、最も重視されるのは面接なので、必要以上に頑張る必要はない。

面接 (第 4 段階)

  • グループ面接、1対1での面接、複数の面接官による面接、リクルーター面接、などと会社によって形態はさまざま。
  • 雑談に近いような感じの面接から圧迫面接まで雰囲気もさまざま。
  • 面接官も人事の方だったり、エンジニアの方だったり、役員だったり。
  • 一般的には、人事面接→技術面接→役員面接→内定の順で進む。
  • あらかじめ、質問されるであろう内容には、想定問答集みたいなのを作って何でも答えられるようにしておく。
    • 志望理由、自己 PR、研究テーマ、大学生活で頑張ったこと、入社後の抱負など。
  • 質問したい内容もいくつか用意しておく。
    • 入社後のこと、実際の仕事の内容とか。
  • 姿勢正しく、目を大きく開いて、前を向いて、堂々と話す、時には少し笑みを浮かべる。4 秒以上沈黙しない。とにかく好印象を持ってもらう。
  • きちんと受け答えできるか、まともに話ができるか、を評価されている。
  • 受験番号的な ユーザー ID はメモしておいていつでも出せるようにしておく。
  • 学部生で名刺を作っている人は周りにはいなかったけど、もし、面接官やリクルーターから名刺を頂く際は両手で受取り、名前を読んで確認して、机の上に置いておく。帰るときにそっとしまう。

その他の選考方法

  • グループワーク
  • グループディスカッション
  • プレゼン面接
  • 一発芸的な何か
  • 英語面接
  • 外資系企業や一流企業、特殊な職種になるほど変わった選考が多い気がする。

移動とか

  • 合同説明会とかは自由だけど、面接や予約した説明会には必ず公共の交通機関。常識。
    • 宇部→博多だと高速バスが一番安くて早い。けど要予約。
    • 宇部→東京だと飛行機が一番安くて早い。けど要予約。
    • 面接に自動車で行くとかどこの田舎者ですか。
  • 集合場所にはどんなに遅くても 10 分前には着く。30 分前でも誰かいる。
  • 交通費はだいたい 2 次面接から会社が負担してくれる。
  • メールや Web の内容は必ず印刷して持っていく。
    • 僕は Gmail にすべてのメールを転送させて、無くした場合でも携帯から一発検索で取り出せるようにしてた。
    • 特に、担当者の名前とかビルの号室とか集合時間とか受験番号とか忘れたら困るから。
  • 道に迷わないように、周辺の地図を印刷して持っていくとか、GPS ケータイなどを使う。
  • 遅れそうな場合は事前に電話で連絡する。
  • 意外と汗をかくので必ず事前に洗顔したり、ハンカチを持っていく。
  • 東京や大阪に行くことが多いなら Suica や ICOCA を買っておくと便利。
  • 面接の前にラーメンとか食べない。

正直、何がウケるのか

  • 部活・サークルに入ってた、とかが無難で一番ウケがいい。
    • 体育会系は確実にウケが良い。キャプテンとか部長とか役員をしていたら、最高に良い。
    • 体育会系 = 人並み以上の体力と精神力、チームワークがあると思われる。
    • 役員経験 = イベントの計画や人付き合いなど、仕事を効率的にこなせると思われる。
  • バイトの経験
    • 接客をしてて、笑顔で振る舞うようにしたら、お客さんからの評判が良くなって、嬉しかった、とか。
    • 力仕事をしてたので、体力には自信があるとか。
    • 毎日休まずに授業とバイトと両立させたので、就職後も毎日規則正しく仕事できる、とか。
  • 留学・海外経験
    • 英語圏じゃなくても OK。
    • 今までとは違った文化に触れて、世界を舞台に働くことに興味を持った、とか。
    • 渡航したことはなくとも、留学生と触れ合ったというだけでもネタになる。
    • 事業を国際展開している会社ほど効果的な気がする。
  • 研究の話
    • 配属される研究室での研究が就職した後で御社の事業に生かせる、とか。
    • 研究開発や技術職を志望しているなら特に。
  • 学部 3 年生はまだ研究室に配属されてないし研究テーマとか決まってない
    • 配属希望の研究室の研究テーマとか学生実験で行ったことを言えばいい。
    • 研究内容は研究室の WEB に載ってる。
    • 研究の背景 (なぜこの研究を行うに至ったか) と研究計画 (どんな理論が使われるか、どんな手順で進めるか)、それによって社会へもたらす効果 (今までは○○だったことが△△になって便利な世の中になる) を言えればほぼ合格。
    • 学生実験でも、話し方次第では卒論レベルの研究になる。
  • サークルにも入ってないし、バイトもしてなかった、研究とか論外って人は…
    • 例えば、仮に 1 年間でもサークルに入ってたら、それをネタにすればよい。
    • 辞めたとか途中から入ったとか言わなければいい。苦労したこととか、達成感をあげたこととか、吸いだせば沢山あるはず。
    • 部員数が 3 人のサークルとかでも、他のキャンパスや他大学と一緒にやってたら、その一番多かった時期の合計の人数を言えばいい。
    • 1日でもバイトしてたら、そこで得たものや感じたことを言えばいい。 1 日でやめたとか言わなければよい。
    • 本当にサークルやバイトもしてなくても、勉強や実験・実習はしたんじゃないかな。
    • なんでもいいから何か自分のウリになるネタを見つけて、それをいかに上手に説明できるか。
    • 0 を 100 にするのはアウトだけど、1 を 100 にするのは工夫次第。
    • 説明会だって同じ。残業が多いとかわざわざ言わない。少しでもプラスになるところがあったらそれをよりプラスに説明できるかが勝負。
  • 触れてはいけない内容もあるので注意したい。
    • 居酒屋・キャバクラ・ホストなどのバイト→学生としてふさわしくないから。
    • 建設業・港湾関係の派遣バイト→建設・港湾関連の派遣は労働者派遣法違反。
    • パチンコ・パチスロ店でのバイト→そもそも賭博自体が違法行為。摘発されないのが異常。
    • でも、飲食店でホールの接客をしていました、とか、イベント会場で設営のバイトをしていました、などと拡大解釈して説明すれば全然問題なかったりするから、言葉を選べば全く問題ない。
    • 恋愛とか→論外。触れることすら NG。学生の視点からみた恋愛と社会人の視点から見た恋愛は同一にしてはいけないという理由で。

情報源

  • リクナビマイナビ・○○ナビ
    • 適職診断、会社検索、プレエントリー、エントリー、合同説明会、会社説明会などすべてを仲介してくれる用心棒であり、就活に不可欠な存在。
    • ほとんどの場合、リクナビとマイナビのどちらかまたは両方に希望の会社が掲載されている。たまに日経ナビとか。
    • なので、リクナビとマイナビの両方に登録しておけば多くの場合問題ない。
    • 10 月から登録できるようになっているのでなるべく早く登録するべき。
  • 2ch 就活板
    • 裏事情とかくだらないランキングとか。
    • 嘘もたくさん書かれているので、全部嘘だと思って読めば問題ない。
  • みんしゅう(みんなの就職日記)
    • 試験内容とか詳細にバラしてくれる人がたくさんいるので非常に参考になる。
  • 先輩に聞く
    • 結局、これが一番かも。
    • でも、人それぞれ考え方が偏ってたり、考えが偏った先輩もいるからたった一人の意見を鵜呑みにするのは危険。
    • 同様に、学者一本で生きてきて社会を全く知らないような大学教授が偉そうに、「就活は全員推薦で受ければよい。だから就活はしなくてよい。大学の勉強だけしておけばよい。」などとふざけたことを平気で言うのも鵜呑みにしてはいけない。
    • 最終的な判断は自己責任で。
  • 朝日新聞とかは読まなくていいから、情報系なら ITmedia とか、ITPro日経とかを見てたほうが 100 倍勉強になる。

ためになる本とか

  • 頑張って書いたので、参考になったら、ぜひ、下のリンク経由でオススメの就活本を買ってください。
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