小飼弾の「仕組み」進化論 を読んだ
久しぶりに良い本を読んだので、忘れないうちに紹介。たまには読書ログも書く。
404 Blog Not Found の dankogai 氏の書かれた本。
一言で言えば、「仕事の仕組みを改善して上を目指すための方法」といった内容。いくつか気になった点を書いてみる。
1. エンジニアの美徳 「怠慢」「短気」「傲慢」
どれもあまりいい表現ではないけど、面倒くさがり屋はエンジニアに向いていると思う。ただし、ただの面倒くさがり屋ではなく、頭を使って仕事量を減らそうとしている、賢い面倒くさがり屋。
僕が高校のときの担任が、数学の先生と、(理系クラスなのに) 日本史の先生だった。
そして数学の先生がとにかく面倒くさがり屋だった。でも、怠慢だとは全く感じなかったし、むしろ他の教員軍団より良い仕事をしていた。
例えば、
・宿題は問題集の番号を口頭で伝えるだけ (内容が同じならプリント作る意味は全くない)
・問題文は要点だけしか黒板に書かない (書く手間すら省略する)
・一番パソコンに詳しいのに試験問題が手書き (数式エディタを使う無駄な時間を問題作成にあてる)
印象的だったのが、テストの答案を出席番号順に並べるのがなんとマージソートだったこと (中央値が既知の場合はクイックソートより高速)。
という出来事を思い出した。理系に囲まれている今でも、賢い面倒くさがり屋はたくさんいるように思えます。
2. ボトルネックや分散システムの良い例え 「輪転機は毎時18万部、新聞配達は毎時100部」
例えば、「サーバの台数を10倍にしても、速度は10倍にならない」ことは良く知られているけど、それを新聞に例えるのは初めて見た。確かに、正しい。
この本では、「人を動かす人間 (経営者, マネージャーなど) と動かされる人間 (アルバイト, 工場労働者など)」を「テコと奴隷」などと表現していて、全体的に比喩がイケてる。(「奴隷」に差別的な意味があるわけでない)
3. ライブドア (オン・ザ・エッジ) の「日報制度」
日報制度って、dankogai 氏が始めたんだ...。日報制度とか 3 か月査定、社長賞などといったこの企業の制度は非常に理に適っているものが多いと思うけど、全てホリエモンが作った、というわけでもないんですね。
代々木の紀伊国屋でふと目にとまったので立ち読みしていたら、読みやすくすらすら読めるので、なんと読了してしまったので買わなかった。それくらい良い本。
オライリージャパン
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タイトルに難あり
よくまとめられています
要点がコンパクトにまとまっています。(中級者以上向け)ついでに、最近、Ruby を使わないといけなくなった関係で、「初めての Ruby」を買った。こっちが本来の買い物。オマケでオライリーのノートをもらった。
ノベルティもらって浮かれている場合じゃない。






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